湖底

爆裂ハートフルコメディ

2017年オタク楽曲10選

皆様あけましておめでとうございます。

2017年も残すところあと僅かとなりました。楽曲リリースも年内はほぼ出揃ったところで、恒例のオタク曲10選をやりたいと思います。 ここまで書いたところで年が明けてしまいました。仕事とイベントでほとんど家にいなかったから仕方ない。

ちなみに去年はOPED縛りで以下のような結果でした。

昨年はTVアニメをほとんど見ていないので、「2017年に初リリースされたオタクコンテンツタイアップ曲、または声優・アニソンアーティストによる楽曲」を対象に選んでいき、レギュレーションは「1名義1曲」とします。選出基準としては純粋な音源の仕上がりだけでなく、多分に推し補正や現場補正がかかっていますので悪しからず。

 

ではリリース日順にいきます。

 

・Smiling Spiral / 内田真礼

作詞/作曲:田淵智也UNISON SQUARE GARDEN) 編曲:eba

1/11リリース、ミニアルバム「Drive-in Theater」収録

THE田淵曲という感じですが、底抜けにポジティブな歌詞も相まって聴くとすごく元気の出る1曲です。MVも可愛い。ミニアルバム「Drive-in Theater」収録曲はどれも個性が際立っていて、その上でレトロ感漂う1枚のアルバムとしてコンセプトがまとまっていて良いですね。クロス克彦ファイアもお気に入りです。

2月の2ndライブに参加しましたが、「Shiny drive, Moony dive」で車に乗って登場し、「モラトリアムダンスフロア」では巨大和太鼓&着物ダンサーズが現れるなど声優ライブらしいド派手な演出に度肝を抜かれました。「Smiling Spiral」はコール&レスポンス多くて楽しいですね。若鷹軍団口上もっと流行ってほしい。

 

ワガママMIRROR HEART / 大橋彩香

作詞:真崎エリカ 作曲:加藤裕介 編曲:酒井拓也Arte Refact

1/18リリース、5thシングル「ワガママMIRROR HEART」収録

2017年の幕開けとともに年間を通しても最大級の衝撃を楽曲派界隈にもたらした問題作。視聴動画での予習もそこそこに行ったアニマ大阪、MVと同じ制服姿で目の前*1に現れた(あやか)が腰を振りながら歌う姿に卒倒しかけました。「だから強制!」からの4連跳びポとかライブで楽しい要素が散りばめられてる上に歌詞も振り付けも良いという2017年最強のバケモン曲でした。

2月の1stワンマンツアー「OVERSTEP!!」大阪公演では本編トリで披露され、あまりの高まりに2年間あらゆる現場に被っていき自身のアイデンティティとしていた「KING SUPER LIVE 2015」キャップが行方不明になる事態となりました。今も探し続けているので見つけたら教えてください。

 

・東のシンドバッド / 鈴木このみ

作詞/作編曲:ANCHOR(Nizista)

3/8リリース、3rdアルバム「lead」収録

前情報ほぼ無しでアルバムに収録され、一度聴いただけで病み付きになりました。爽やかな朝焼けを想像させるイントロで始まり、サビでは小気味よいリズムで歌詞が刻まれ、全体的に清々しい疾走感とちょっと切なさも帯びているのが「DAYS of DASH」に始まる鈴木このみのポップチューンの系譜に連なる気がします。

ライブで聴いても非常に楽しい曲なのですが、特に12/2に熊本城で開かれた「くまフェス」では青空が広がる野外ステージで歌われてメチャクチャ気持ちよかったのが印象的でした。2018年5月には日比谷野外音楽堂で初の野外ワンマンも決定したので、ぜひそこでも聴きたい1曲です。

動画にもあるように、演奏陣はGt:Kuboty(TOTALFAT)&イシダレイジ(The Naked Sun.)、Ba:堀江晶太PENGUIN RESEARCH)、Dr:ピエール中野凛として時雨)と異様に豪華です。作詞作編曲のANCHOR氏は詳細不明の存在でしたが、後にピエール中野氏らと新たなクリエイターユニット「ZING」を結成しています*2

 鈴木さんの2017年リリース曲はどれも強く、特に「Blow out」と「THERE IS A REASON」もそれぞれ違うキャラクターの曲で大好きなだけに1曲選ぶのは非常に苦心しました。この2曲も選出したかったところですが、ここに視聴動画を置くことでその代わりとさせていただきます。

 

・Shark / 西沢幸奏

作詞:西沢幸奏 作曲:LOTH 編曲:WEST GROUND

3/15リリース、1stアルバム「Break Your Fate」収録

いま鈴木このみと双璧を成す、あるいはそれ以上の熱さを持つ女性アニソンアーティストである西沢幸奏。 1stアルバム「Break Your Fate」は表題曲をはじめどの曲もゴリゴリのロックで激アツなのですが、個人的にはサメをモチーフにした攻撃的な歌詞が印象的なこの曲がお気に入りです。育ちの良さそうな20歳そこらの女子がこんな歌詞を紡げるなんて可能性の塊としか言いようがない。

このアルバムを引っ提げた赤坂BLITZでの1stワンマンは僕が2017年に経験した中でも最も激しいライブでした。猛烈な圧縮で地に足は着かないし後方はモッシュで大変なことになってるにもかかわらず演者はニコニコしながら楽しそうに歌っててバケモンの片鱗を見せつけられました。僕は不参加でしたが12月のFCライブはサークルWODダイブ何でもありでさらにヤバかったらしいので2月の大阪公演が楽しみです。警察だらけで規制ガチガチのライブが増える中、本物のロックを楽しめる貴重なアニソン現場を大切にしていきたいですね。ケガだけは気をつけていきましょう。

 

DEAREST DROP / 田所あずさ

作詞/作曲:Q-MHz 編曲:増田武史

4/26リリース、6thシングル「DEAREST DROP」収録

運命ジレンマ」だけ予習していったツアー大阪公演で聴いて衝撃を受けました。ゴリゴリのタドコロックも好きですが、こういうストリングス曲に弱い。切なげな歌詞・曲調がころあずの歌い方と良くマッチしていると思います。

 

シャドーロールの誓い / ナリタブライアン(CV.相坂優歌)

作詞/作編曲:Haggy Rock

5/3リリース、ウマ娘 プリティーダービー「STARTING GATE 06」収録

2018年の覇権コンテンツとなることが約束されている[要出典]ウマ娘ですが、 まぁ~強い曲が多い。中でもこの曲はサビ前の「負けない…!」「ブッちぎる!!!」が相坂君の力強い声と相まって最高にアツい曲です。ウマ娘の曲はどの曲も実際の競走馬の生涯を落とし込んだ歌詞が非常にエモく、JRAや馬主と良好な関係を築けていればと惜しまれます。ぜひ聖地栗東でもイベントを開いてもらいたいですね。

 

・ブレイヴシンフォニア / システィーナ=フィーベル(CV:藤田茜)、ルミア=ティンジェル(CV:宮本侑芽)、リィエル=レイフォード(CV:小澤亜李)

作詞/作編曲:三好啓太

5/24リリース、TVアニメ「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」EDテーマ「Precious You☆」収録

EDの方も強いのですが、カップリングのこちらに一票。静かに始まったAメロからBメロにかけて徐々に盛り上げ、サビで爆発する定番の展開が気持ち良い。落ちサビ~大サビは思わずUOを炊きたくなる仕上がり。あと歌詞もめっちゃ良い。

ちなみにこの曲、鈴木このみさんが一度テストでレコーディングしていたという話が「Blow out」のリリイベで明らかにされました。ぜひ鈴木さんVer.も聴いてみたいですね。絶対やばい。

 

・TUNAGO / Wake Up, Girls!

作詞:只野菜摘 作編曲:広川恵一MONACA

5/24リリース、6thシングル「恋?で愛?で暴君です!」収録

完全に思い出補正による選曲です。純粋に楽曲の良さで選ぶと同シングル収録で制作布陣も同一の「ゆき模様 恋のもよう」になるところですが、込められたメッセージ性の強さでこちらに軍配が上がりました。

アニメの制作体制が一新され、これからのWUGがどうなるのか一抹の不安を抱えて参加した4thツアー。しかしライブは石巻・仙台で撮影されたムービーで幕を開け、本編のトリを飾ったのはこの曲でした。メンバー自ら話し合って構成を決めたという今回のツアーで、この曲がメインテーマに選ばれたことによって僕の中でWUGへの信用は確たるものになりました。

新章のアニメ本編はあのザマで仙台以外の話もすっかり出なくなってしまいましたが、三次元の活動では3月に東北6県でのソロイベントといわきでのチャリティーライブを開くなど、より東北に寄り添った活動が増えているWake Up, Girls!。これからもさまざまな人の思いをつなぐ活動に期待したいユニットです。

 

One In A Billion / Wake Up, May'n!

作詞:藤林聖子 作曲:渡辺未来 編曲:R・O・N

8/9リリース、シングル「One In A Billion」収録

名義もレーベルも違うから許して。まずはMVを見て欲しいんですが、めちゃくちゃ可愛くないですか???WUGちゃんのMVはどれも素晴らしいけど、これは珠玉の可愛さだと思います。永野愛理さんのポニーテールは最高。

そして曲もめっちゃ良い。WUGは元々吉岡茉祐青山吉能という2トップのボーカルを中心にしたユニットですが、そこにさらにMay'nという圧倒的な柱を据えたことによって凄まじいパワーを手に入れました。音源ではMay'nと7人のコーラスに聴こえますが、ライブだとまゆよぴのツインボーカルもしっかり存在感を放っていてMay'nとの相乗効果を生み出しています。

歌詞も、相思相愛で実現したこのユニットを象徴するように出会いの奇跡を歌っていて良いですね。

単発でのコラボかと思いきや、アニュータ限定配信の「ハートライン」(これまた良い曲なんだ)やアニメJAMでのWUMによるWham!ラスト・クリスマス」のカバーなど、予想以上の活動を見せてくれました。2018年も新たな展開があるといいですね。

 

・純情エモーショナル スゥシィver. / スゥシィ・エルネア・オルトリンデ(CV:山下七海)

作詞/作曲:buzzG 編曲:やしきん

9/20リリース、「異世界はスマートフォンとともに。キャラクターソングVol.3 スゥシィ&リーン」収録

僕が2017年に見た数少ないアニメの一つが「異世界はスマートフォンとともに。」でした。某アニメ新章を取り巻く大人たちのゴタゴタなどで心を磨り減らす日々の中、イセスマは難しいことを一切考える必要のないストーリーで、ただ美少女達が無条件に主人公を好きになって可愛い姿を見せてくれるというストレスとは無縁の快適なアニメでした。複雑に練り込まれた重いストーリーのアニメも良いですが、これはこれで疲れた現代人の心に染み渡る清涼剤のような価値ある作品だったのではないでしょうか。

そして毎回変わるEDはまさに純情な恋する乙女のエモーショナルな気持ちを歌った名曲です。6種類ある中でスゥシィVer.を選んだのは単純に一番好きだからですが、2番の歌詞を本当に切なそうに歌う山下七海さんの表現力が素晴らしい。キャラソンの「ワックワクがとまらない!」( 作詞/作編曲:キノシタ)も電波キャラソンとして素晴らしい1曲となっています。擬音の使い方が天才。

2018年はもう安易に東京へ行くのは控えようと思っていたのですが、冬コミの公開生放送で高野麻里佳さんと福緒唯さんによる各キャラソンの解説を聞いた結果、気付いたときには1/27開催「『異世界はスマートフォンとともに。スペシャルイベント~まるでライブだな~」の昼夜公演のチケットをその場で購入していました。今年もイベ減への道のりは険しそうです。

 

番外編

・カケル×カケル / Run Girls, Run!

作詞:只野菜摘 作曲:神前暁 編曲:広川恵一MONACA

2018年3月28日リリース、ベストアルバム「Wake Up, Best!3」収録予定

アニュータ独占配信のみで年内の音源リリースとならず、惜しくも選外に。2018年3月リリースのベストアルバム「Wake Up, Best!3」に収録予定ですが、ここでは2017年の曲として扱いたいと思います。なぜなら2017年7月30日にお披露目された「Run Girls. Run!」にとって初めての持ち曲で、9月24日開催のショーケースイベントVol.1で初披露された曲だからです。WUGという偉大な背中を追いかける駆け出しの女性声優ユニットという、まさに今この瞬間にエモさを発揮している曲です。曲名や歌詞は「追いかける」「駆ける」姿、そして3人を「掛ける(×)」ことによる強さを描いています。

デビュー以来、RGRはWUGのカバー曲を披露してきました。ワンフェスでのお披露目ステージからアニサマのけやきひろばなど、場数をこなすにつれて徐々に固さは抜けてきましたが、それでも先輩の曲を借りていることに対する緊張のようなものを常に漂わせていたような気がします。

残念ながら僕は初回のショーケースイベントに参加できなかったのですが、10月28日開催のVol.2で初めて聴くことができました。そこで見たのは、初めての持ち曲を本当に楽しそうに歌う3人の姿でした。カバーで見せていた緊張は解れ、肩の力を抜いてステージを全力で駆けながら歌う姿に強く心を打たれました。

がむしゃらに前へ進むんだという思いを歌った曲を、デビューしたばかりの新人ユニットが全力で歌う姿、エモーショナルとしか言いようがありません。さらに11月のショケイベVol.3ではさらに成長してよりパワフルに歌いこなしていました。

2018年には初のタイアップ曲「スライドライド」*3でCDデビューが決まったRun Girls, Run!。きっとどんどん成長した姿を見せてくれることでしょうし、WUGにとっての「タチアガレ!」のように、RGRにとっての「カケル×カケル」もまた歌われる度に新たな意味合いを帯びていくことでしょう。

 

総括

推しコンテンツに偏りすぎた感があるので、2018年はもっと幅広く楽曲を摂取していきたいですね。今年もたくさんの素晴らしい楽曲と出会えることを楽しみにしています。