湖底

爆裂ハートフルコメディ

2018年6月15日のこと

こんにちわぐー。あれから1週間経ちましたね。

あんまりクヨクヨしててもしょうがないし、ツアーに向けて前を向いていかなきゃいけないのはわかってるのですが、辛いものは辛い。とりあえず早くいつも通りにわちゃわちゃした7人の姿を見せてくれると嬉しいのですが、ぺらじやWUGちゃんねるが無くなるとこうも寂しくなるんですね。

もっと楽しい思い出を振り返りたいのですがなかなか筆が進んでいないので、先週の衝撃の1日を記録として残しておきます。

 

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2018年6月15日。前日のWUGナイターがあまりにも楽しく、全力で応援をし続けたあと勝利の美酒に酔った僕は疲れもあり、午前9時すぎと遅めに仙台のカプセルホテルをチェックアウトした。

夕方のフライトまで何も予定がなかったので、とりあえず仙台駅まで歩くことに。道中、昨年12月から今年2月までの期間限定で設置されていたWUGのデザインマンホール跡地や7GWのMVロケ地である「サンモール一番町商店街」を巡礼。

某アイドルアニメコンテンツではマンホールが荒らされたり掃除していたファンが炎上したりと散々なことになってしまいましたが、WUGは設置期間中何事もなく、地元ワグナーが毎日のように掃除してくれたことも美談として伝わるなど、やはりこの界隈の雰囲気は温かくていいですね。コンテンツの規模が小さい故なんでしょうけど。

仙台の街は緑が多くて綺麗で、どこを歩いていてもWUGの空気を感じられて大好きです。後にオールナイトニッポンiで話してましたが永野愛理さんもこの日の朝は仙台駅周辺を歩いてWUGゆかりの地を感じていたそうで、同じ時に同じようなことを思っていたんだなぁと。まあこの時の僕は解散の「か」の字も考えてなかったんですが。

 

仙台駅に着くころには雨が本降りになってきましたが、なかなか仙台で1日ゆっくり過ごす機会も無いので4月のわぐらぶバスツアー翌日に高木美佑さんと田中美海さんが聖地巡りに使用した「DATE BIKE」を借りることに。

観光利用では駅構内の端末でスマホの番号を入力してSuica等のICカードを登録し、カードが鍵代わりになります。IC支払いで1日1029円。他に月額会員とかもあるようです。コンビニで雨合羽を買っていざ出発。

お昼ごはんは以前ANNiで永野愛理さんがオススメしていたラーメン屋「嘉一」へ。

そして今回の一番のお目当てだった、WUG聖地の喫茶「ビジュゥ」さんを初訪問。何度も仙台を訪れていますが、いつも定休日だったり時間が無かったりでようやく念願叶いました。

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店内はほとんどがワグナーで埋め尽くされ、後にも続々とやってきました。平日の昼間なのに皆さん仕事しなくて大丈夫なんでしょうか(ブーメラン)。この日は5月限定だったよっぴー誕生日Ver.の「フロマージュ・クリュ・オルタンシア」が再販されていたのですが、目の前で枯れてしまいピンク色の通常Ver.に。でもめちゃくちゃ美味しかったです。劇中でWUGちゃんが食べたワッフルも食べたいし、まだまだ再訪しなきゃいけませんね。

 

1時間ほどくつろいだ後、TVアニメ1期1話の舞台である青葉神社へ。

エモい。

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境内にはランガちゃんの絵馬も。他にもワグナーさんがWUGの末永い活躍を祈願した絵馬がたくさんあり、ほっこりしていた矢先だったのですが……。

 

このツイートを投稿した直後、「わぐらぶから凄いメールが来た」とTLがざわついているのが見えたので、Gmailを開くと確かにわぐらぶからの新着が。ツアーのPart3が出たのかなと思って開くと、「▼いつも応援してくださっている皆さまへ」の文字。

思わずその場に座り込み、雨に打たれながら天を仰ぎました。

 

なんでだよ。昨日あんなに楽しかったじゃん。WUGちゃんまだまだこれからじゃん。新章がダメだったのか?もっと円盤買えばよかったのか?GLフェスが空席だらけだったから?……疑問と後悔が頭の中に渦巻きました。

いつか終わりが来ることはわかっていました。もともと結成から6年続くことが目標だったことも。でもいざ突き付けられるとそう簡単に受け入れられることではありません。

でもこの瞬間、ひとつだけやることが決まりました。ツアー全通。残された時間、最後までWUGちゃんの勇姿を見届けるしかない、そう腹を括りました。

 

とりあえず、誰かと話したい。ワグナーと会って気持ちを共有したい。そう思ってTwitterにつぶやくと同じ考えのワグナーが結構いたので、どこかに集合しようということに。熊谷屋さんでお土産を買ってから勾当台公園へ向かうと、既に何人か集まっていました。

何か実りのある話をしたわけではなく、各々が感じていた予兆や今後の不安を吐き出して語り合っただけなのですが、それでも一人でいるよりはずっと楽で、ツアーに向けて少し前向きな気持ちになれました。僕は自転車を返したり飛行機の時間が迫っていたりしたので小一時間ほどしかいられなかったのですが、平日夕方にもかかわらず最終的に15人ほどのワグナーが集まったのは流石だなぁと思いました。

(携帯の充電死んでて写真とか残せなかったのでツイートお借りします) 

勾当台公園にワグナーが集まったことはスタッフを通じて永野愛理さんの耳にも入ったようで、日付が変わってから更新されたANNiで言及してくれたことに感激して死ぬほど泣きました。ワグナーにとって仙台が本当に大切な街で、この地でワグナーのつながりが生まれたことを改めてメンバーにも感じてもらえたのなら嬉しいですね。

 

19時のフライトが迫っていたので勾当台公園を後にし、仙台空港へ。これを見るとTUNAGOを思い出して込み上げるものがあります。

去年から何度か飛行機で仙台を訪れていますが、帰りに乗るのは初めて。続劇場版「Beyond the Bottom」に登場した出発ロビーに初めて入ることができました。

構図を確認するためにdアニメストアでBtBを再生したのですが、WUGを辞めて光塚を受験すると決めた久海菜々美がWUGでの思い出を回想するシーンで自分の思い出もフラッシュバックし、涙が溢れ出てきました。

大阪へのフライト中、気持ちを整理しようとメモ帳を開いてみたものの、やはりあらゆるステージで輝きを放っていたWUGの姿を思い出し、この7人にしか作り出せないパフォーマンス、この7人だからこその空気感が大好きだったんだと思い知らされて涙が止まらず、何も考えがまとまらないまま着陸の時を迎えたのでした。

 

帰宅してぺらじやWUGちゃんねる、ANNiでメンバーのコメントを視聴。前日の楽天戦であんなに楽しそうにしていた姿が嘘のようで、これは悪い夢なんじゃないかとも思いましたが、目が覚めても現実は変わっていませんでしたとさ。

 

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ここまでが先週の思い出です。人生で最も辛く喪失感に包まれた1週間だったかもしれません。ただ、死ぬほど面倒くさくて物凄い勢いでカード決済されていくファイナルツアーの応募を経てちょっと現実に戻ってきました。

Twitterにも書きましたが、9ヶ月も前に告知してくれて最後の花道を15公演以上用意してくれたというのはむしろ恵まれてる方なんですよね。世の中にはさよならも言えないまま終わってしまうアーティストも大勢いるわけですから。

いちワグナーとしてはもちろん解散してほしくありません。7人揃ってのパフォーマンスは本当に凄い。歌も、ダンスも、トークも、この7人にしか作り出せない世界が確かにあった。この7人のステージが今後見られなくなると思うと本当に惜しい。でも7人の将来を考えたとき、いつまでもWUGという世界に閉じ込めておく訳にはいかないんだと思います。若手が次々に現れる声優業界で、いつかは自力で羽ばたいていかないといけない。それを考えると、6年という区切りは潮時なのかなあと。欲を言えばあと半年でも1年でも長く続けてもらいたかったですけど。

とりあえずツアーは全公演のチケットを確保できましたが、わぐらぶ先行で落選祭りになってるのは勿体無いですね。最近WUGを知った人や「解散だし1回くらい見ておくか」くらいの人にもどんどん来てもらって彼女達のステージの凄さを知ってもらいたかったのに。ぜひツアーPartⅢは大きな箱で、追加公演やっちゃうくらいの勢いで最後まで駆け抜けてほしいですね。

あとライブだけじゃなく、メンバー同士で仲良くわちゃわちゃしている姿も彼女達の大きな魅力なので、ぺらじやWUGちゃんねるも今まで通りのノリで早く更新してもらいたいものです。