今年もアニサマに行ってきました。3年連続3回目ですが、今年は初日と3日目のみの参加です。
昨年の感想はこちら
けやきひろば
11時ごろSSAに到着し、けやきひろばへ。恒例のカラオケ大会ですが、今年は午前の第1部が「完唱歌いきりまショー!!激辛部門」という、基準値未満の歌唱力だと歌の途中で強制終了となる企画になっていました。「激辛」と称するだけあってかなり厳しく、初日は誰も完唱できず、中には1サビまで辿り着かない参加者も。だいたい3,4人が同じ曲に挑戦するので、観客側としては同じ曲を何度も途中まで聴かされて盛り上がりきらないまま強制終了という、なかなかにフラストレーションの溜まる企画でしたね。来年は普通のカラオケに戻してください。
続いてWUGの後輩ユニット「Run Girls, Run!」のステージ。このために早めに来ました。
新章のPV上映に続き、3人が登壇。背を向けて並んだので「タチアガレ!」が来るかと思いきや、まさかの「リトル・チャレンジャー」で度肝抜かれました。めtttっちゃ好きな曲で、自分はまだWUGによる披露も見たことないのでイントロで頭抱えて絶叫してました。後輩ユニットによるリトチャレは劇場版「Beyond the Bottom」のネクストストームを髣髴とさせる姿でかなりエモかったです。
続いてはワンフェスでも披露された「16歳のアガペー」。お披露目のときはちゃんと名前を呼べなかった1サビ終わりですが、今回は集まったワグナーたちがちゃんと各々の推しを呼んでいてよかったです。ちなみに自分は今のところ林鼓子さん推しかなぁという感じですが、公式のあだ名「はやまる」はコールしにくいので「ここちゃーん!」と叫びました。
ラストは「タチアガレ!」。イントロのコールはいつものノリで「Wake Up, Girls!」と入れましたが、「Run Girls, Run!」と叫んだオタクもいたようです。今後はこっちが定着していくのでしょうか。
どの曲での場面だったかはっきり覚えていないのですが、衣装のスカートが翻って見せパンがバッチリ見えてしまう一瞬があり、それがまるでブルマのようなハイレグ具合で、非常にその、アレでした……。一応履いてはいるものの、まさに「七人のアイドル」の勾当台公園ライブのような瞬間で、まさかこんな形でヤマカンとのハイパーリンクを感じてしまうとは……。
【アニサマ2017けやき広場出演情報】
— Wake Up, Girls!公式 (@wakeupgirls_PR) 2017年8月25日
さきほどRun Girls, Run!のステージが終了致しました!お暑い中ご来場頂きました皆様ありがとうございました!#WUG_JP#RGR_JP pic.twitter.com/WbgLHFeGT5
オタクの拳に隠れてフリ素回避成功
その後は芝生でダラダラしながら開演待ち。昨年は無法地帯と化していたけやきひろばですが、今年はレギュレーション強化で黒人警備員が投入されたこともあり、リフトとかしてるオタクも少数で大人しかったですね。
お昼ごはんに屋台で鈴木さんオススメの牛タンカレーを食べましたが、結構ボリュームあって美味しかったです。
本番
初日はA11ブロックというなかなかの好位置を確保しましたが、ステージ端やゴンドラを使って近くに来てくれる演者があまりおらず寂しかったです。
昨年同様、セトリの中から印象的だったポイントをピックアップして感想を書いていきます。
・01 ハレ晴レユカイ / SOS団(平野綾×茅原実里×後藤邑子)
初日1曲目にして今年最大のジョーカー。イントロの時点で高まったけどまさかSOS団本人が来るとは思わず、気付いたときには言葉にならない言葉を叫び続けていました。特にゴトゥーザ様はここ数年の闘病の様子をブログで読んでいたので、アニサマのステージで元気に歌い踊っている姿が本当に嬉しくて、次第に涙があふれてきました。スクリーンには1期ED(絵コンテ・演出:山本寛)が映し出され、オタクたちは11年経っても身体に染み付いているハルヒダンスを踊り狂いました。最後に両脇を茅原さん後藤さんに抱きかかえられながら退場する平野さんの姿がすごく感動的だったんですが、それが偶然にも「激奏」のイラストと同じ光景だったという……。歴史的瞬間に立ち会うことができました。
1曲目の時点で去年の「かどみゅ!」(ハルヒ映像を流しておきながら『長門有希ちゃんの消失』ED曲のみ披露)を完全に超えてしまいましたね。
・02 ようこそジャパリパークへ / けものフレンズ with オーイシマサヨシ
事前にSSAの方位を確認しておいたおかげで無事に吠えることができました。
・03 コネクト / ClariS
初めてClariSさんの実物を見ました。コネクトといえば一昨年の鈴木このみ×春奈るなコラボが思い出深いですが、本家もやっぱり良いですね。正直に言えばクララとアリスのオリジナルVer.が好きなんですけどね。
・05 FLAWLESS / Pyxis
・06 プラチナ / Pyxis
「初恋の棘」にイェッ俊龍したかったのですが、アニタイじゃないので干されてしまいました。残念。
・07 ユー&アイ / 大橋彩香
・08 ワガママMIRROR HEART / 大橋彩香
ユー&アイは予習不足のため普通にゆっくり聴いてました。ワガママは今年最強クラスのバケモン曲なので高まりすぎてあまり記憶がありません。ステージが遠くて腰フリフリをしっかり見られなかったのが悔しい。
・09 fantastic dreamer / Machico
ホリプロの強い曲が連続で来て高まります。Machicoさんはウマ娘を除けば「かどみゅ!」以来でしたが、曲とか歌い方とか結構好きなので一度ワンマン現場にも行ってみたいですね。
・11 サウンドスケープ / TRUE
ユーフォのイベントをことごとく仕事に潰されるなどしてなかなかご縁が無かったのですが、ようやく聴けました。「DREAM SOLISTER」も大好きですが、サウンドスケープは落ちサビの「伝えたい 上手くなりたい 特別になりたい」などより劇中に沿った歌詞になっていて良いですね。ライブ的にも跳べるポイントが多くて楽しい。
・13 DreamRiser / Minami×TRUE
MCで「ランティスの名曲です」みたいな話してたけど、この二人で歌うならもっと強いランティスの曲があったような気もします。まあそれはそれとして良かったです。
・14 illuminate / Minami
・15 ZERO!! / Minami
最近のMinamiさんの曲全然知らなかったけど2曲ともめっちゃ格好よかったです。
・16 君じゃなきゃダメみたい / OxT
・17 Go EXCEED!! / OxT
結局OxT名義の曲やってないような気がしますが、お馴染みのギターバトルはシビれました。
OxTが急に「やらないか」とかいう寒いギャグ突っ込んでくるからまさかと思いきや、まさかでした。完全に意味不明のコラボかつ意味不明の選曲ですがバカみたいに楽しかったです。ハレ晴レを除けば最大のサプライズでしたね。
バラライカで完全にテンションがおかしくなってるところに推しを出してくるのやめてほしい。某有名オタクが発明した、AメロとBメロの間のクラップがクッソ楽しいのでオススメです。
最近の鈴木さんのシングルでは「Redo」に並ぶ強さを誇る1曲。思わず靴を脱ぎました。跳びポイントとコール&レスポンスを予習しておくとメチャクチャ楽しいです。今年は昨年以上に伸びやかな力強い歌声が出ていたような気がしてよかったです。
・21 This game / 鈴木このみ
今年のテーマが「THE CARD」なのでノゲノラ曲が来るのは予想していましたが、「THERE IS A RESON」のピアノイントロが聴こえた瞬間エモすぎて崩れ落ちました。が、途中で切り替わってちょっと混乱。しかし初めてアニサマで聴くThis game*1は格別でした。前半トリを任され、ほとんど白一色に染まったSSAの盛り上がり方を見て、着実に実力を上げてきたことを実感して感慨深かったです。「THERE IS A REASON」はツアーまでお預けですかね。
・22 BLACK SHOUT / Roselia from BanG Dream!
・23 LOUDER / Roselia from BanG Dream!
鈴木さんでの疲れが回復しきらないままに登場。バンド枠なので休憩明けに来るのは想定内でしたが、やっぱ強い。2月のバンドリ3rdライブでのサプライズ初登場時から比べると明らかに演奏レベルも上がっていました。月曜の武道館公演にも行ったのですが、ポピパもロゼリアも演奏が上手すぎて違和感が全然なく、オケと同じように聴けるレベルにまで達していて本当に凄いです。
・24 Break your fate / 西沢幸奏
LOUDERに推しジャンしすぎて呼吸困難になってるところにByfのサイレンが聴こえて殺されるかと思いました。ノンタイ曲*2ですがバキバキの攻撃的ロックで、1stワンマンと全国ツアーでイキり倒した結果「お前らかかって来いよ!!」の煽りが定番になってしまった幸奏を見て、「艦これ」しか知らなかった人のイメージはブチ壊れたのではないでしょうか。
・25 帰還 / 西沢幸奏
ここで「The Asterisk War」とかが来てたら間違いなく心臓発作で救急搬送されていたので命拾いしました。Byfとは一転した静かなバラードで、優しさの中に力強さのある歌声がSSAを包み込みます。自分がこれまでに聴いた「帰還」の中でも一番心に響いた気がしました。
この瞬間が来るのをどれほど待ち望んだだろうか……。昨年の「MF文庫J『夏の学園祭2016』」以来仲良くなった同い年の2人。これまで数々のイベントで共演しながらコラボの機会は無く、昨年12月には札幌でのツーマンライブ*3まで追いかけていったのに見ることができなかったその光景が、ついに目の前に現れました。しかもこのみんはギターを首から提げ、2人で交互に空色デイズのイントロを奏で始めます。歌の面ではこのみんが先輩だけど、ギターは幸奏のほうが先輩。Wギターボーカルによって完全に対等な立場となった2人によるステージでした。あまりのエモさに跳ぶことも叫ぶことも忘れ、ただこの貴重な時間を一瞬たりとも見逃すまい、聴き逃すまいと見入っていましたが、ラスサビを2人で一緒に歌い始めた瞬間に涙があふれて前が見えなくなりました。ありがとうアニサマ……。
なんと!仲良しの西沢幸奏ちゃんとコラボで、「空色デイズ」を歌わせて頂きました💞しかもツインギターで🎸この日の為に猛特訓しました。
— 鈴木このみ@スタンディングツアー決定! (@Suzuki_Konomin) 2017年8月25日
ずっとコラボしたい!って言ってたから、嬉しかった!幸奏ちゃんとだから出来たステージでした。ありがとうございました! #anisama pic.twitter.com/q8qB6WqbIl
・28 夢の果てまで / 早見沙織
空色デイズの後しばらく椅子に座り込んで放心状態のまま泣いていたのですが、この新曲がめっちゃ良くて癒されました。竹内まりや感全開のちょっと懐かしさすら感じる曲を見事に歌いこなしていて、早見さん普通にJ-POPシーンでも通用するアーティストになるんじゃないかと思いましたね。
・30 You & Me / 田村ゆかり feat. motsu & おまいら
motsuのツイッター見てたらヒェイ山ヒルクライムしてるし今日は来ないなと思ってたら見事に騙されました。何年経っても客パートの歌詞はしっかり覚えてましたね。
・31 青空Jumping Heart / Aqours
・32 HAPPY PARTY TRAIN / Aqours
・33 恋になりたいAQUARIUM~ユメ語るよりユメ歌おう / Aqours
ラ!サ!はまだ見られておらず、Aquoursさんとも初対面だったのですが、めっちゃ良いですね。若くて明るくて元気いっぱいで、荒唐無稽なMVも実にラブライブ!らしい。歌もダンスも思っていた以上にレベル高かったです。とりあえずこの日一番輝いていたメンバーは諏訪ななかさんだったと思います。めちゃくちゃ可愛かった。これ以上推しが増えると人生がぶっ壊れるので近付きすぎないようにしておきます。
・34 雪、無音、窓辺にて。 / 茅原実里
イントロで絶叫。ハレ晴レだけでもヤバいのに追い討ちをかけるかのように終盤でこれは反則。かどみゅ!とは一体何だったんだ……。
・39 GO!!! / FLOW
もはや定番ですが、我々世代のアンセムなのでやっぱり盛り上がりますね。そろそろCOLORSも聴きたいのでよろしくお願いします。それにしてもほぼ全員40代なのにステージの端から端まで全力疾走しながら全然息切れせずに歌い続けるのは凄いとしか言いようがない。
・41 Glorious days / GRANRODEO
・42 move on! イバラミチ / GRANRODEO
・43 The Other self / GRANRODEO
実はGRANRODEOの曲全然知らないんですが、ライブで聴くのは結構楽しみにしてます。飯塚さんがAquoursに入りたいとか言ってて笑った。
・44 Playing The World / アニサマ2017出演アーティスト
このみと幸奏が仲良く並ぶところまでは想定内だったのですが、ラスサビの「次は君の出番だよ」でゆかりんがこのみんに駆け寄って一緒に笑顔で歌ったところで崩れ落ちました。移籍で同じアミュレート所属になり、秋から「LOST SONG」でW主演を務める2人。圧倒的なキャリア差があるのに果たして本当に上手くやっていけるのかと心配していた中で、ゆかりんの方からこういうアクションを起こしてくれたことがすごく嬉しくて、ちょっと安堵しました。
いやー、初日からブチかましてきましたね今年のアニサマは。ここ数年、大御所が出場しなかったりでやや盛り上がりに欠ける部分もあったと思うのですが、今年は完全に20台半ばの我々世代を狙い撃ちにした内容でハートを揺さぶられました。一発目が強すぎて3日間通してハードルが上がりすぎてしまった感もありましたが、少なくとも初日は大満足の内容で文句なしに楽しかったです。
2日目は参加しなかったので、続いては3日目のレポをお送りいたします。