湖底

爆裂ハートフルコメディ

2019年まとめ

晦日にもかかわらず青春18で東へ向かっていて暇なので、適当に今年を振り返ってみます。書き初めの今は菊川駅手前です。

 

1月

イベ初めは「Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME -~ PART Ⅲ KADODE ~ 熊本公演」。ついに始まったファイナルツアー第三部。青山吉能さんが故郷で歌う「わたしの樹」で、感極まって歌詞が飛んでしまったとき、会場全体で自然発生的に水色の光を灯して一緒に歌った時間が感動的でした。

 

続いては怒濤の大阪3日間5公演。僕がWUGにハマった瞬間であるANIMAX MUSIX 2017 OSAKAと同じ僕フロ衣装と少女交響曲衣装を久しぶりに見られたのがよかった。

 

そのアニマ大阪ですが、今年はRun Girls, Run!のオリジナル衣装制作クラウドファンディングの出資者として参加。リターンは囲みチェキ1枚とショーケースイベントのTシャツ(既に持ってる)と中々にショボかったのですが、あの衣装を見る度に「俺の金で作った」とマウント取れるので良しとします。

 

1月ラストはKADODE長野公演。雪の中の物販を終えて善光寺にお参りしたのが長野感あってよかった。ホクト文化ホールなので信濃グランセローズのTシャツ買いました。

みゅーちゃんのDJでGlossy World流れたとき何の曲か理解が追い付かず、終わってから思い出して絶叫。このホールにはいつかRun Girls, Run!厚木那奈美さんの凱旋公演として戻ってきたいですね。

 

2月

最初で最後のわぐりすらん(i☆Ris&Wake Up, Girls!&Run Girls, Run! バレンタインLive 2019)。昼の部は3列目ドセンでひたすら跳んで楽しい記憶しかない。それが夜になると一転して姉妹による送別会ムードに。特にi☆Risは全員が緑の衣装で登場し、「Happy New World☆」では歌詞の「君に」を「WUGに」に変えて歌うニクい演出。最後の挨拶ではメンバー一人一人からWUGちゃんへの感謝が語られ、タイムキープに命を懸ける男・鷲崎健さんが司会業を放棄してステージ袖で涙ぐむという貴重な光景がありました。本当に素晴らしいイベントで、WUG単独を除けば今年のベストに数えられる時間でした。

 

KADODE徳島公演はすだちくんとのコラボで「千と二百の物語」を7人で歌ったのが良かったですね。ワグナーになる前におへんらーになった人間なので。山下七海さん凱旋公演ということで、全体的にいつもよりユルい雰囲気だった気がします。昼は海鮮、夜は阿波尾鶏を爆食いしたのも楽しかった。

 

続く愛知公演は、ラストスパートに向けて大きなターニングポイントとなったライブでした。Wake Up, Girls!最後の新曲となる「さようならのパレード」が2日目に初披露されると、それまでとはライブの空気が一変。客席の全員が号泣していました。僕はもう棒を振ることも涙を拭うこともできず、ただ目と鼻から汁を垂れ流しながら呆然と立ち尽くすしかなかった。その後のBeyond the Bottomはメンバーのパフォーマンスがさらに鬼気迫るものになり、吉岡茉祐さんのソロが異常な領域に。“一周回って”迎えたタチアガレ!では、オタクのコールの声量がこれまでの公演とは明らかに違うデカさになりました。さようならのパレードによって「いよいよ終わるんだ」という実感を演者・オタクが共有した結果だったと思います。

一方でバレンタイン付近ということもあり、企画コーナーではメンバーからチョコの配布が。僕は愛理オタクで自然縦連した結果、推しからほぼ手渡し(軽く投げてはいる)でチョコを貰うという人生最高のバレンタインになりました。

 

そしてツアーファイナル、仙台公演。映像化されているので多くは語りませんが、一言で表すなら「到達」でした。ファイナルの中のファイナル。12会場、33公演目の最後のWアンコール7 Girls Warではメンバー全員がはしゃぎ回り、オタクは全員(まるで十数年前の声優現場のように)跳び回り、最高の大団円を迎えました。愛知がアレだった上、2日目昼公演のMCでは山下七海さん、田中美海さんがWUGを惜しむコメントをしてまたボロ泣きしたので、最後はどれだけ泣かされるのかと覚悟したのですが、終わってみれば終演後の第一声は「あー、楽しかった!!!!!!!」でした。愛知で予行演習したお陰で、さようならのパレードも涙ボロボロ流しつつ笑顔で見送れるようになりました。ツアーを100%楽しんでやりきったので、SSAを真の意味で「エクストラステージ」として捉えることができました。

 

3月

SSAについては過去記事参照。思い残すことはもう何もありません。

Wake Up, Girls!FINAL LIVE ~想い出のパレード~ - 湖底

 

ちなみにSSA翌日は仙台に行きました。3月10日の解散後初となる永野愛理さん単独イベント(温泉むすめ)は参加できず、ホムラジオールスターから推しの第二章に合流。

 

4月

SSPトークイベント、推しの出演コンテンツがこれからも続いていくことに安堵。

急にライブ行かなくなって身体が疼いたのでニコニコ超会議アニサマワールドに緊急参戦しました。

 

5月

日比谷公園での「バイキングパーク」で何故か声優トークショーがあり、永野愛理さん山下七海さんほかが出演したので参加。この手のグルメイベントは結局大して食えないものと思っていたのですが、3000円で実質食べ放題みたいな感じで声優抜きでも普通に大満足のイベントでした。空き時間にオタクと酒飲みながら野球中継見たのも楽しかった。来年もやってほしいイベントです。

 

鈴木このみさんのツアー名古屋から特急しなのと新幹線、バスを乗り継ぎ向かったのは草津温泉。温泉むすめイベントに参加するのは初めてでしたが、推しに釣られてオタクと温泉旅行するのはめちゃくちゃQOLが高くなるので最高ですね。

永野愛理さんの死ぬほど可愛い動画置いておきます。吉岡茉祐さんありがとう。

 

ガーリー・エアフォースのイベント(竹芝)から鈴木このみさんのツアーファイナル(水道橋)を回しましたが、Break the Blue!!を聴いたところで退場となり、今後もう二度と聴けないであろうColorful☆Wingは回収できませんでした。

 

6月

12月のWUG盛岡公演に出演してくださったイーハトーヴシンガーズの定期公演のため、再び岩手へ。「言の葉 青葉」の歌唱が予告されていましたが、サプライズで「TUNAGO」も披露され、本当に来てよかったと思いました。解散してもなお、東北の地で東北の人々によってWUGが歌い継がれていることは、Wake Up, Girls!が真のご当地ユニットだったことの証と言えるでしょう。

 

岩手翌日は池袋でラジオアニメージュイベント。盛岡で一緒に飲んでたオタクも来るはずだったのが泥酔してジャーしてました。ラジオアニメージュ初参加だったのですが、永野愛理さんがWUGでは見せない気持ち悪いオタクの顔してて最高でした。推しの新たな一面を発見できた。

 

秋葉原MOGRAで行われた「永野愛理と河野万里奈のベースボールサミット」は、アニソングランプリのオタクとして歩んできた人生とワグナーとしての人生が交錯した瞬間でした。スタンディングでのトークイベントはなかなかしんどかったですが。またこの二人の共演が見たいですね。

 

Stray Sheep Paradiseの朗読劇は永野愛理さん演じるルクルがフィーチャーされていてよかった。本当にハマり役なので続いていってほしいコンテンツ。

 

7月

舞台「脳漿炸裂ガール」。実質黒幕で、これまでとは全く違う永野愛理さんの演技に心打たれました。佐々木舞香さんとの百合では佐々木さんの手つきがガチでエロかった。出演者皆さんが個性光る演技をしていて面白い作品でした。

 

キビタキビオの野球観戦プロフェッショナル」はゲストの今浪隆博さんのお話が面白すぎた(ネットには書けない)。永野愛理さんはキビタさんのトークを受けてゲストに話を振ったりと、「アシスタントMC」の役割をしっかりこなしていたのもよかったです。

 

8月

Run Girls, Run! 2nd Anniversary LIVE 1.2.3ジャンプ!!!」。昼は後ろで、夜は最前で楽しませてもらいました。ランガちゃんについては京都追加公演がめちゃくちゃ良かったので後述します。

 

Stray Sheep Paradise再演。初演時よりやや詰め込みすぎでアドリブパートが無くなったのは残念でしたが、フレームメイドによる演出がパワーアップしていて舞台なのにアニメのような不思議な世界観でした。

 

この月から初回は参加できなかった「月刊永野愛理」に通い始める。毎月推しと会える場があるというのは本当に幸せで、今年はこのイベントに救われました。永野愛理という人物を毎月テーマごとに深掘りして、知れば知るほどどんどん好きになっていく。

 

アニサマは鈴木さんがいる初日のみ参加。アニメを見ていないので年々わかる曲が減っていくのが辛い。HTT警戒でCome with Me!!装備用意してたのに3日目でした。泣きアニメ。

 

9月

永野愛理と楽しめるプレミアム観戦ツアー」。令和以降のベストイベント。奇跡的に定員10人のイーグルスタワー1階席を確保でき、推しと同室で野球観戦するという夢のような時間を過ごせました。何より、5年間WUGが続けてきたコラボを個人の力で繋げてくれたことが本当に嬉しかったです。試合も勝てて言うことなし!唯一、雨で阿部コーチからのノックが中止になってしまったのでぜひ来年リベンジを。

笑顔をありがとう | 永野愛理オフィシャルブログ「桜色日記」Powered by Ameba

 

「温泉むすめ 飯坂温泉トークショー」2週連続の東北遠征。推し不在にもかかわらず最前ドセンを引いてしまう。飯坂温泉の真尋ちゃん愛がすごすぎる。熱湯スタンプラリー回りきれなかったのでまた訪れたいですね。

 

京まふで3/8以来となる青山吉能さんを拝見。

 

10月

「ハチナイファン感謝デー パ・リーグ6球団コラボVer.」。CS2ndステージのライブビューイングという事で、楽天の進出を信じてチケを取ったものの1stステージ敗退……。イベント自体は森本稀哲さんの生解説もあってすごく楽しかったです。松嵜麗さん、立花理香さん、ご結婚おめでとうございます。

 

厚木那奈美さんバースデーイベントはランガの推しという事もあり、気合いを入れて参加。ドレスコードは「パーティー」でしたが、スーツ姿のオタクが会場を埋め尽くす様子は完全に就活セミナーでした。ライブではリクエストした「イェイ!イェイ!イェイ!」を歌ってくれて嬉しかった。

 

仙台アニメフェスは地方フェスならではの運営のバタバタ感もありつつ、結構豪華なラインナップをのんびりと眺められる良いイベントでした。永野愛理さんの司会姿も板についてきましたね。田中美海さんと高木美佑さんにも会えて、これで3/8後の7人全員に会えました。ランガはShare the lightとキラリスト・ジュエリスト初披露に加え、カケル×カケルとタチアガレ!という仙台ゆかりの曲を歌ってくれてめちゃくちゃ良かった。あと声優バスケを初めて見たのですが、予想以上に白熱したプレーで楽しめました。何故声優がバスケしているのかはわかりませんが……。

 

ANIMAX MUSIX 2019 KOBEは初日のみ参加。ランガちゃんのパフォーマンスは1月の大阪と比べても格段にレベルアップしていて、フェスの大舞台に全く見劣りしなくなりましたね。来年はもっと大きなステージに立って貰いたいです。全体的にセトリが10年くらい前の曲多めで老害オタクとしては有り難かった。今年のフェス系ライブでは一番楽しかったです。

 

11月

TRUEさんの歌を聴くために滋賀に生まれて初めて比叡山延暦寺に登りました。あの事件以来初めて生で響け!ユーフォニアムの曲を聴き、自然と涙が。高校生による演奏もリハで何度も失敗していたところが本番で成功していたりして、心温まるライブでした。

 

舞台「ナナステ」。永野愛理さんは1000年生きた「ばあや」役と、これまた新境地。歴史物で難しい台詞回しも多かったけど、見事に演じきっていました。新たな舞台に出る度に演技幅の広がりを実感できるので、オタクとしては嬉しいですね。

 

Run Girls, Run! 2nd Anniversary LIVE 1.2.3ジャンプ!!!in京都 追加公演」。追加公演と銘打っていますが、この間に新曲3曲が増えており、実質2.5周年ライブと言っていい内容でした。アニメタイアップ曲のShare the light、プリチャン主題歌のキラリスト・ジュエリスト、石濱翔季節シリーズのスノウ・グライダーと、ランガが持つ音楽性を三方それぞれに拡大する楽曲が加わったことでライブは一層ボリューミーになり、また3人のパフォーマンスも楽曲に負けないクオリティで、1stツアーや8月の初演と比べてもアーティストとして大きく進化したと思います。ランガへのモチベがかなり高くなりました。

 

12月

「京Premium Live 2019」には2日間参戦。ただ初日は夜から仕事だったので、なんとかランガまで見てから脱出しました。出番があと一つ遅かったら完全に間に合わなかったので助かりました。久しぶりに相坂優歌さんを見ましたが、活動休止期間を挟んでもパフォーマンスは衰えておらず、バケモン揃いのアルバム曲も聴けて大満足でした。

2日目はランガの接近、温泉むすめトークショーから回して参加。鈴木このみASCA、TRUEは強かった。京プレは1アーティストあたり4~5曲あってA面曲以外も歌ってくれるので、よりアーティストの魅力を引き出せる良いライブですね。

 

鈴木このみアジアツアー仙台公演は、WUGの聖地MACANAでの開催ということで参加。アニメの印象よりも広くて快適な箱でした。このとき開演直前にチケットを無くす(会場前で落としたとしか考えられない)という過去最大のやらかしが発生したのですが、FCチケットなので運営側で購入者と番号の確認が取れ、一旦当日券買って入って終演後に当該チケットが使われていなければ返金という神対応を取っていただけました。一生鈴木このみファンクラブに着いていきます。

 

続いては鈴木このみアジアツアー北海道公演。ツアーファイナルでしたが、令和暫定ベストライブでした。周りが身内だらけというのもありましたが、とにかく楽しかった。演者やバンドメンバーもいつも以上にノリノリで、それぞれのボルテージが相互に高めあって最高に沸きました。やっぱこれがライブの醍醐味だなぁ。観光もラーメンや寿司、海鮮、ジンギスカンを食べまくって満喫。

 

今年の永野愛理さんイベ納めはStray Sheep Paradise才能祭と翌日の月刊永野愛理からのオールナイト野球観戦プロフェッショナル。才能祭ではラジオ「超ルクルの部屋」公開録音でMC力を遺憾なく発揮する姿やルクルとして朗読を演じる姿を拝見し、月刊永野ではクリスマスパーティー&新年会でゲームを楽しみ、観プロでは朝まで野球三昧。永野愛理さんの魅力を凝縮したようなイベント尽くしで楽しかったです。

 

総括

今年はWake Up, Girls!の解散という出来事がありました。WUGとの出会いは本当に人生を一変させてくれて、たくさんの人と出会い、東北へ足を運ぶきっかけを作ってくれました。何度も言っているように、WUGへの後悔は微塵もありません。やり尽くして遊び尽くしました。ただ、最後の1年間に異常な振幅で感情を揺さぶられ続けた結果、僕の頭はすっかり壊れてしまいました。3月以来、どんな嬉しいことも悲しいこともWUGで味わった感情の振れ幅の中に収まってしまって、どこか心が上の空のような気がします。もう二度とあんな強度と頻度で心が動かされることは無いでしょうし、一生WUGの想い出に囚われ続けることでしょう。上手に忘れるって難しい。

 

そして4月からは個人で戦う永野愛理さんを応援してこられて本当に幸せでした。WUGの解散後はどうなることかと思ったけど、自分の個性を生かしてどんどん挑戦を続ける姿に勇気付けられています。月刊永野や楽天ラボナイターでは何よりファンを楽しませることを第一に考えてくれて、オタク冥利に尽きます。舞台出演を重ね、役者としても大きな成長を実感しました。来年は念願のバースデーイベントやアニメ「球詠」もあり、ますます活躍の場が広がることを願っています。

 

さて、ここまで主なイベントをピックアップして振り返ってきましたが、相変わらずイベント行きすぎだろ。今年はWUGの解散もありイベ減という目標は一応達成できたのですが、157→116と思ったほどは減りませんでした……。永野愛理さんのイベントが予想外に多かったという嬉しい誤算によるものなのですが、このペースではいつまで経っても貯金できないので来年はもう少し考えないといけませんね……。


f:id:koteijing:20191231143216j:image

 

とはいえ、永野愛理さん、Run Girls, Run!さん、鈴木このみさんという三本柱は来年も変わりそうにありません。これ以上推しを増やすことなく、無理のない範囲で来年もオタクを続けていきたいと思います。目標は「黒字」です。

 

と、ここまで書いたところで多摩センター駅に着きました。間もなく今年最後のイベント「鈴木このみ スペシャルライブ!in サンリオピューロランド ~世界一早いCOUNTDOWN~」です。2019年ラスト、カチ上げて行きましょう!

 

1年間お世話になった皆様ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

それでは、よいお年を。