まず、ストーリーについて。1話のあらすじは続劇場版「Beyond the Bottom」で描かれたアイドルの祭典での優勝から2年が経った2017年現在のWUGの立ち位置を紹介するもので、アイドル界に不況が訪れ「男鹿なまはげーず」が解散し「I-1 Club」も仙台シアターを閉鎖する状況にあることや、WUGは相変わらず素人感が拭えず、久々の歌番組出演でもあわや遅刻というミスを犯す姿が描かれました。そして、アルバム発売に向け全国ツアーが決定したところでエンディングという流れ。
山本:2D だと線 1 本から、全部想像して描かなければいけない。でも 3D って、なんとなく作れてしまって、嘘をついてないから、それで良いんだと思い込んじゃう。確かに、パースもデッサンも嘘はついてない。だから想像力が欠落しちゃうんですよ。でもね、2D のアニメーターは真実を目の前にして乗り越えようとするんです。あえて 3D を批判すると、そういう想像力がシステム上喚起されない部分があるんじゃないかな。一番感じるのは、最近流行りのダンス演出ですね。ほぼ 3D で作ってて、モーションキャプチャのデータをキャラクターに流し込んでる。これ以上の真実はないって思ってるかもしれないけど、そこから想像力を盛るのが本来のクリエイターの仕事なんです。でも、その手前で終わっちゃってる。
ツアータイトルと同名の1stアルバムがゴリゴリのロックナンバー尽くしでライブ映えしまくりです。特に「Break your fate」「Shark」あたりはオルスタで暴れるための曲みたいな感じだし実際幸奏もオラオラ煽ってきて最高。本編は圧縮に耐えながら前方で見て、アンコールは後方でわちゃわちゃと遊んだのですが「Gemini」→「Brand-new World」でまぁ~楽しかった。
「One In A Billion」だけでなく、貴重なWUM8人Ver.の「タチアガレ!」やサプライズ初披露の「ハートライン」も聴けて大満足。「王様のカデンツァ」もめっちゃ良い曲なのでまたどこかで歌ってほしいです。ライブ後のお渡し会は超高速オタクベルトコンベアで、CD3枚積みましたがほとんど何も話せませんでした。くっそ可愛いワンビリ衣装姿を間近で見られただけでもよかったです。
コミケから回して当日券で参加。オタクに「有明から新木場ならタクシー乗っても1000円くらいだから早く来て」って言われて乗ったら1600円かかって泣きました。着いたのが16時ごろなのでほとんど演者は見られなかったのですが、トリのDJ「みとさとろっく」(ミト from クラムボン、神前暁、meg rock)が全員ヤバい曲持ってくるので最高でした。タチアガレ!で神前暁に無限推しジャン。
Wake Up, Girls! 4thライブツアーの宮城公演と東京公演に参加しました。1月のANIMAX MUSIXを機にワグナーになり、念願の単独公演への参加です。仙台遠征時のブログではまだツアー中だったのでライブ内容についての感想を省略していたため、今回改めて両公演の感想を綴っていきたいと思います。
メインステージで1番の歌唱を終えた後、みにゃみの「WUG最高~!」からセンターステージへ駆け出すという続・劇場版「Beyond the Bottom」の再現*1に感極まりました。今年ワグナーになった自分でさえこれなのだから、公開当時から追い続けてきたオタクたちにとっては万感の思いだったはずです。ステージに立つWUGちゃんたちも前2曲とは明らかに違うオーラを放っていました。仙台で聴いたBtBもエモすぎて放心状態になったのですが、SSAのセンターステージで見るそれはあまりにもエモかった……。アウトロの最後では宙に手を伸ばし何かを掴むような振りに合わせて、スクリーンに「Wake Up, Girls!」「新章」「始まる。」の文字が映し出され、WUGの出番が幕を閉じました。これまでのWUGの集大成を全力でぶつけて、新章へつなぐ。そんな思いがひしひしと伝わってきたステージでした。
新章のPV上映に続き、3人が登壇。背を向けて並んだので「タチアガレ!」が来るかと思いきや、まさかの「リトル・チャレンジャー」で度肝抜かれました。めtttっちゃ好きな曲で、自分はまだWUGによる披露も見たことないのでイントロで頭抱えて絶叫してました。後輩ユニットによるリトチャレは劇場版「Beyond the Bottom」のネクストストームを髣髴とさせる姿でかなりエモかったです。
今年のテーマが「THE CARD」なのでノゲノラ曲が来るのは予想していましたが、「THERE IS A RESON」のピアノイントロが聴こえた瞬間エモすぎて崩れ落ちました。が、途中で切り替わってちょっと混乱。しかし初めてアニサマで聴くThis game*1は格別でした。前半トリを任され、ほとんど白一色に染まったSSAの盛り上がり方を見て、着実に実力を上げてきたことを実感して感慨深かったです。「THERE IS A REASON」はツアーまでお預けですかね。